フライングスター風水アプリの使い方
「フライングスター風水アプリ」では風水の玄空飛星派の考えに基づき、方角によって吉凶を判断できます。
この記事では「フライングスター風水アプリ」の使い方を各画面にそってお伝えします。
- 天運を決める
- 位置情報の許可をする
- 方位から吉凶を占う(羅盤画面)
- 間取り図から吉凶を占う(間取り画面)
- 八宅風水を占う(八宅風水画面)
- 年飛星図を確認する
この記事はアプリバージョン2.9.0以上の内容を説明しています。
天運を決める
アプリを立ち上げるとまず最初に天運を設定する画面が表示されます。
フライングスター風水では吉凶の判断に「住宅に入居した年」と「住宅間取りの方位」を利用します。
今お住まいの住宅の入居した年をタップして決定を押しましょう。
位置情報の許可をする
「フライングスター風水アプリ」では方位の情報を利用するため、位置情報利用の許可が必要です。
こちらのポップアップがでましたらぜひ「許可」のボタンをタップしてください。
方位から吉凶を占う(羅盤画面)
羅盤画面では方位から吉凶を占うことができます。
方位の測定方法
風水では住宅の「坐向」を基準に方位を測定します。
天、人、地の気が三位一体になった状態を外気と呼びます。この外気が出入りするところが坐向です。
一般的な風水本や風水師が解説は以下のような説明がされています。
- 玄関があり正面が開放的な空間がある方向(明堂)
- 道路、公園、広い空き地、採光がある方向
- 掃出し窓があり、敷地が広い空間のある方向
- マンションは見晴らしの良い方向(玄関ではなくベランダの方向の場合もあり)
多くの場合は玄関が坐向になるケースが多いです。
しかし、マンションなどで玄関よりもベランダのほうが開放的で見晴らしがいい場合はベランダを坐向としたほうが良いです。
坐向に向かって外向きの方向でスマートフォンを持ちます。
測定する場所は、家の中ではなく、玄関またはベランダへ出たほうがよりよいです。
スマートフォンは全身の精気が集まるとされている丹田(おへその6cm下辺り)に合わせ、水平になるように持ちます。
「自動ボタン」と「手動ボタン」をタップすることで方位を自動更新するか、手動で更新するかを切り替えられます。
- 自動ボタン:iPhone/iPadの向きに合わせて方位が更新されます。
- 手動ボタン:方位の更新はされなくなります。指で羅盤を傾けることで任意の方位を設定できるようになります。「手動」ボタンをタップした状態で、羅盤を二本指タップすることで方位を数値指定することもできます。
吉凶を占う
「飛星図」ボタンをタップすると現状の方位から判断された玄空飛星図に切り替わります。
各方位をタップすると山星、向星の吉凶がわかります。背景がオレンジの方位は「玄関、台所、寝室」に適した方位です。
さらに各方位をタップするとその方位の詳細画面が表示されます。
飛星図の見方
本アプリは風水の一派である玄空飛星派風水を取り入れています。
玄空飛星派風水は、8方位それぞれに決められたルールで1から9の数字を割り振り、ひとつの方角に3つの数字を配置します。
ひとつの方角にある3つの数字の意味はそれぞれ次にようになります。
- 左上:山星。健康運・人間関係運に影響を与えます。
- 右上:向星。財運・事業運に影響を与えます。
- 下:運星。家全体の傾向性を示します。しかし吉凶の判断には使いません。
また玄空飛星派風水は数字ごとに吉凶を判断します。
玄空飛星風水アプリでの吉凶数字は天運の周期に関係なく表される基本の吉凶数字を採用しております。
流派によっては、天運の周期によって吉数字が変化すると判断する場合もありますが、アプリでは基本の吉凶数字として上記を判断しています。
- 吉数字(良い数字):1、8、9
- 凶数字(悪い数字):2、3、5、7(2と5は特に悪い数字)
- 中立数字(よくも悪くもない中立的な数字):4、6
そして玄空飛星派は「向星」が吉数字(1、8、9)の方角を重要な空間とみなし、その方角に玄関か、寝室か、台所を配置した間取りを良い間取りと判断しています。
そして、特に向星と山星の吉凶を占う場合、当てはまった数字を以下のように解釈しています。
- 向星、山星が1、8、9であれば吉相として○を表示
- 向星、山星が2、5、3、7であれば凶相として✗を表示
- 向星、山星が4、6の場合は中立的な運勢として何も表示しない
アプリは向星が1、8、9であれば背景色をオレンジに変更しています。
オレンジの方向に玄関か、寝室か、台所が配置されていれば良い間取りと判断できます。
例えばこの「東北」の飛星図をみてみましょう。
向星が9なので、○を表示し、背景がオレンジになっています。
また山星が7なので✗が表示されています。
こちらの「西南」の飛星図もみてみましょう。
向星が6なので何も表示されていません。
また山星が1なので○が表示されています。
最後にこの「西北」の飛星図をみてみましょう。
向星が2なので✗が表示されています。
また山星が5なので同じく✗が表示されています。
このように飛星図の吉凶数字によってアプリでは表示を分けております。
間取り図から吉凶を占う(間取り画面)
引っ越しを考えている方などのために、間取り図から吉凶を占うことができる画面です。
間取り図を写真やカメラで取り込むとその方位から吉凶を占うことができます。
まずは写真ボタンで間取りを取り込みましょう。
図面のボタンをタップします。
カメラで撮影か、アルバムから間取り図を取り込むことができます。
間取り図を取り込んだら方位記号を真ん中へ移動させましょう。
「次へ」をタップします。
続いて方位記号の北と画面の北をあわせます。
間取り図を指で回転させてあわせましょう。
「次へ」をタップします。
続いて偏角を設定します。
風水は真北ではなく偏角をもとに診断されます。
しかし間取り図の北方向は真北を指すことが多いので偏角分方位に加える必要があります。
「日本で偏角を調べる」のボタンをタップすると国土地理院が公開している偏角のマップが表示されます。
間取り図の地域を検索してそこの偏角を入力してください。
「次へ」をタップします。
最後に坐向をあわせます。
赤い矢印を指で回転させて、間取り図の玄関・またはベランダの向きに合わせましょう。
「決定」ボタンをタップすれば間取り図の取り込みは完了です。
飛星図と間取り図が重なって見づらい場合は一番右のボタンで調整ができます。
間取り図と飛星図の位置関係を変えられます。
「図面上」にすると間取り図を指でピンチアウトで拡大ができます。
飛星図と間取りの重なりを調整して、診断してください。
玄空飛星画面と同じように飛星図をタップすると山星、向星の吉凶、そして各方位の吉凶結果をみることができます。
八宅風水を占う(八宅風水画面)
「八宅風水」画面では八宅派風水にもとづいて間取りとあなたの相性を占うことができます。
八宅派風水は八卦五行から「本命卦」と「宅卦」を分類し、その適合を判断します。
本命卦を設定する
八宅風水では住んでいる人物の運命である「本命卦」と住宅の運命「宅卦」の相性を占います。
まずはあなたの「本命卦」を設定しましょう。
性別と生まれた年を入れてください。
立春を基準とするので1月から2月生まれの方は前年が本命卦になります。
その場合は前年を選択しましょう。
ここでは巽命4木と設定しています。
宅卦を調べる
住宅の坐向に向かって方位を測定します。
玄空飛星風水と同じように八宅風水でも、坐向は玄関またはベランダのより開放的な場所に向かって測定します。
坐向に向かって外向きの方向でスマートフォンを持ちます。
測定する場所は、家の中ではなく、玄関またはベランダへ出たほうがよりよいです。
スマートフォンは全身の精気が集まるとされている丹田(おへその6cm下辺り)に合わせ、水平になるように持ちます。
八宅図を確認する
八宅図を確認しましょう。
一つの方位につき、上部が宅卦を表し、下部が本命卦を表します。
宅卦、本命卦それぞれ吉方位の場合は背景がオレンジ色になります。
上記の場合、東北方位にて
- 宅卦:生気
- 本命卦:絶命
ということがわかります。
各方位をタップすると詳細情報を確認できます。
宅卦の象意を確認したり、
本命卦の象意やテーマカラーとラッキーカラーを確認できます。
八宅風水の活用方法は次のとおりです。
上記の条件に合わない場合は次のようにすると良いです。
- 玄関:本命卦の五行要素による色を活用する
- 寝室:本命卦の吉方位にベッドを配置する。ベッドの頭方位を吉方位に向ける
- 台所:本命卦の五行要素による色を活用する
- ガスレンジ:凶方位へ坐すように配置する
年飛星図を確認する
設定画面から年飛星図を確認することができます。
2017年から2026年までの1年を通しての方位の吉凶が確認できます。