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Swiftの構造体の使い方

Swift2の構造体の文法をまとめました。 Swiftのクラスと構造体は機能的にとても似ています。 定数、変数、関数を同じ文法で作れます。 > 他の言語(Objective-C、C++など)ではクラスはオブジェクトとして知られている。 Swiftではクラスと構造体がより機能的に近しいので、「インスタンス」の用語を使ったほうが良い クラスと構造体ができること クラスと構造体がどちらもできるがいくつかあります。 * プロパティを宣言 * メソッドを宣言 * 添字(サブスクリプト)を宣言 * 初期化 * 拡張 * プロトコルの適用 Objective-Cだとメソッドの宣言などはできなかったですが、Swiftはかなり柔軟に構造体を使えるようになっています。 クラスのみができること 逆に、クラスだけができることは以下です。 * 継承ができる * 型の変換(キャスト)ができる * デイニシャライザができる * 参照カウントでメモリを管理 ARCはクラスのみにある機能みたいですね。 あとでも出てきますが、構造体は値渡しで代入時に構造体インスタンスのコピーが渡され
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中身のあるコンテンツの部品

UIButtonやUILabelなど、テキストなどで中身のあるコンテンツはサイズがすでに決まっている部品があります。 この部品のサイズに関する制約は、プログラマーが自分で設定しなくてもすでに設定されています。 これを**Intrinsic Content Size(以下組み込みコンテンツサイズ)**といいます。 -------------------------------------------------------------------------------- 組み込みサイズのありなしでの制約設定 UIViewには、組み込みサイズがありません。 一方でUILabelには組み込みサイズがあります。テキストのサイズがそのままUILabelの幅と高さのサイズになります。 それが制約設定でどのように変わるかを見てみましょう。 UIViewをレイアウト まずUIViewを画面の右下に設定するレイアウトを考えてみます。 Storyboardを開いて、ViewControllerの右下にViewを置きます。 Trailingの制約とBottomの制約を追加してみます。
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VFLを使ってみよう

前回(AutoLayoutをコードから使おう) [https://blog.personal-factory.com/2016/01/11/make-auto-layout-via-code/] でAuto Layoutをコードから使ってみました。 実は、Auto Layoutをコードで使う方法は前回のNSLayoutConstraintクラスの +constraintWithItem:attribute:relatedBy:toItem:attribute:multiplier:constant: メソッドを使う方法以外にももう一つ方法があります。 それが**「Visual Format Language (視覚的形式言語)」**を使った書き方です。 (以下VFLと略して話を続けます) まず、VFLのメリット、デメリットと基本の文法を説明したあとに、前回と同じレイアウトをVFLで作って見ようと思います。 -------------------------------------------------------------------------------- メリット
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Swift

Auto Layoutをコードから使おう

Auto LayoutによるビューのレイアウトはStorybordのGUIで設定できますが、もちろんコードからもAuto Layoutは設定できます。 コードでAuto Layoutができるようになれば、コンテンツをサーバーから取得して動的にレイアウトができるようになり、アプリ制作の幅がさらに広がります。 ただStoryboardでGUIからレイアウトするのとは異なり、コード特有の設定がいくつかありますので1つずつ見ていきましょう。 コードでAuto Layout コードでAuto Layoutを設定する流れは以下です 1. ビューを生成する * translatesAutoresizingMaskIntoConstraintsをオフにする * ビューを他のビューに配置 * ビューの制約を設定する 今回作るレイアウト 今回作るレイアウトは、以下のように赤いビューと黄色いビューを水平に並べるものを作りたいと思います。 設定しようとしている制約もここでまとめておきます。 赤のビュー * 上部と親ビューの上部の距離が88 * 左側と親ビューの左側の距離が10
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Swift

[Swift]クロージャーについてまとめてみたよ

追記 構成を直して書き直しました。 こちら [https://blog.personal-factory.com/2016/08/25/how-to-closure-in-swift/]からご覧になれます。 -------------------------------------------------------------------------------- Objective-CからSwiftに乗り換え中ですが、つまづく文法がいろいろあります。 その中の一つがクロージャー。 今回はクロージャーについてまとめてみました。 そもそもクロージャーって? wikiの説明を見てみます。 > クロージャ(クロージャー、英語: closure)、関数閉包はプログラミング言語における関数オブジェクトの一種。いくつかの言語ではラムダ式や無名関数で実現している。引数以外の変数を実行時の環境ではなく、 自身が定義された環境(静的スコープ)において解決することを特徴とする。 wiki-クロージャ [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%8
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Auto Layout

レイアウトの救世主Stack Viewを使ってみよう

Auto Layoutには実は重大な欠点がありました。 それは、、 レイアウトの修正が大変 ということです。 レイアウトする要素が増えれば振れるに従って隣のビューとの関係も複雑になってしまいます。 例えば、画面上にボタンを縦に3つ並べるレイアウトを考えてみましょう。 ボタンをそれぞれ同じ大きさに縦に3つ並べるレイアウトを作ってみます。 このとき3つのボタンと親ビューとの関係性はざっと数えた分でも10個できてしまいます。 設定によってはそれ以上になることも考えられるでしょう。 ここで、ボタンを4つに増やしたいと思ったらどうでしょう? 少なくとも垂直方向の関係性は見直す必要があるでしょう。 ボタンが3つから4つになったとこで、親ビューとボタン同士の隙間の幅が変わることになるからです。 これはもう一大事です。 制約を1つずつ見なおしてボタンを増やすか、いっそのこと全ての制約を一度全部解除して、もう一度設定し直すかをしなければいけません。 実際私はこのような場合は制約を全部解除して、全ての制約を設定しなおしていました。 この方が、制約を修正するよりもかえって早いことが
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iOS

Auto Layoutを始める前に

数年前、iPhone4sが全盛期のころまでは、iOSアプリの開発者は各端末のレイアウトを考える必要はありませんでした。 初代iPhoneからiPhone4sまでは画面サイズは一緒だったからです。 その頃に端末サイズのレイアウトで苦労していたのはAndroidアプリのエンジニアでした。(今もそうですが。。) 各メーカーごとに端末のサイズが異なり、それに合わせてアプリをデザインしなければなりませんでした。 しかし、2010年にiOSで動くタブレット、iPadが発売され、2012年にiPhone5が発売され、iOSエンジニアも各端末ごとのレイアウトをそれぞれで設定しなければいけなくなりました。 以下は、2015年12月現在で発売されているiOS端末の画面サイズの一覧です。 ピクセル解像度は物理的なピクセルを計ったもので、ポイント解像度はプログラムからアクセスする座標系で計った解像度です。 各端末ごとに、異なっていることが一目瞭然です。 異なる画面サイズでも、うまい具合に画面レイアウトができるようにする機能がAuto Layoutです。 iOSエンジニアにとっては避けては通れない重
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[Swift]作業効率10倍アップ?フォーム作成ライブラリー「Eureka」チュートリアル
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[Swift]作業効率10倍アップ?フォーム作成ライブラリー「Eureka」チュートリアル

UITableViewはアプリを作る上で一番基本になるViewですね。 アプリの設定画面、フォームなどでよく使います。 しかし、作るとなったらいろいろめんどくさいのも事実です。 デリゲートを作って、カスタムセル作って、データソースを管理したり。。。 そんな、UITableViewの面倒なものを一掃する便利なライブラリーがあります。 Eureka [https://github.com/xmartlabs/Eureka]です。 これを使えば、作業効率10倍アップは間違いない、あっと言う間にUITableviewを使った画面が作れちゃいます。 ただ、DSL(ドメイン固有言語)でセルを定義していくので、始めのうちは戸惑うかもしれません。 今回はEurekaライブラリーの使い方をご紹介します。 Eurekaとは? Eurekaはウルグアイのアプリデザイン会社XMARTLABS [http://xmartlabs.com/]が開発をしているオープンソースです。 Swift2で作製されているフォーム作製ライブラリーです。 もともとObjective-C製のXLForm [http
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Swift

UITableviewに文字列センターのフッターを作る

UITableviewに文字列センターのフッターを作るTipsです。 アプリを作っていく中で、UITableViewの一番最後のセルにセンタリングで、アプリ情報を表示しようと思いました。 UITableViewのデータを管理するプロトコルUITableViewDataSource には` * tableView:titleForFooterInSection:というメソッドがあって、文字列を指定するとフッターに文字を表示してくれます。 始めはこのメソッドで事足りるかなと思ったのですが、なんと- tableView:titleForFooterInSection:`文字のセンタリングはしてくれないんですね。 必ず左詰めになってしまいます。 でもセンター、中央揃えでテキストを表示したいときもあります。 そのやり方を見ていきましょう! 目次 * 実行環境 * UITableviewを作る * - tableView:titleForFooterInSection:を使ってみる * - tableView:viewForFooterInSection:を使
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Swift

オープンソースになったSwiftをまとめてみた

2015年12月3日、ついにSwiftがオープンソースになったことが発表されました。 8月のWWDCで一番話題になったSwiftのオープンソース化。 (観客の熱気がすごかった!) プラットフォーム * Apple Platforms * 必須環境 OS X 10.11 (El Capitan) Xcode 7.2 (including prerelease versions) * デプロイ可能環境 OS X 10.9.0 or later iOS 7.0 or later watchOS 2.0 or later tvOS 9.0 or later * Linux * 必須環境、デプロイ可能環境 Ubuntu 14.04 or
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[Swift]アプリ内で設定アプリを開く方法いろいろ
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[Swift]アプリ内で設定アプリを開く方法いろいろ

アプリから設定アプリを開く方法をまとめました。 アプリから設定アプリを直接開く方法はiOS5.0.1まで可能だったそうですが、iOS5.1から禁止になったそうです。 しかしiOS8から復活。直接アプリから設定アプリを開けるようになりました。 通知やモバイルデータ通信など、設定アプリで設定してもらう機会は意外と多いです。そんなとき直接アプリから開けるようになれば、ユーザビリティが向上するでしょう。 それでは見ていきましょう。 実行環境 * Xcode7.2 * OSX Yosemite 10.10.5 * Swift 2.1.1 UIApplicationOpenSettingsURLString を使う UIApplicationクラスで定義されているUIApplicationOpenSettingsURLString という定数を使うとアプリから設定アプリ呼び出せます。 遷移する設定アプリのページは、そのアプリにアプリ固有のプリファレンスがある場合はそのページヘ。プリファレンスがない場合は設定アプリトップに遷移します。 プリファレンスは 呼び出した設定アプリのページ
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Swift

[swift]UITextFiledでキーボード以外タップでキーボードを非表示にする

細かなUIがUXを向上することはよくあります。 今日ご紹介するTipsはUITextFiledでキーボード以外の領域をタップしたときにキーボードを非表示にする方法です。 Lineなどのメッセンジャーアプリなどでは、キーボード以外の領域をタップした時にキーボードが非表示になるUIがしばしばあります。 このUIを作ってみましょう 実装方法 実装方法はとっても簡単。 ViewControllerのサブクラスにtouchesBeganメソッドをオーバーライドし、以下のコードを書くだけです。 今回はstoryboardからtextFieldというUITextFieldをつなげている想定です。 //ViewController.swift //TextFiledをstoryboardからつなげておく @IBOutlet weak var textField: UITextField! //MARK: キーボードが出ている状態で、キーボード以外をタップしたらキーボードを閉じる override func touchesBegan(touc
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iOS

[Swift]ナビゲーションバーの色を変更する

Swiftでナビゲーションバーの色を変更するTipsをご紹介します。 実行環境 * Xcode7.1.1 * OSX Yosemite バージョン10.10.5 AppDelegateで変更する場合 ナビゲーションバーのアイテムの色、背景色、タイトル文字色を変更したい場合は、AppDelegate.swiftの``` * application:didFinishLaunchingWithOptions:``` メソッドで以下のような指定をします。 //AppDelegate.swift func application(application: UIApplication, didFinishLaunchingWithOptions launchOptions: [NSObject: AnyObject]?) -> Bool { // Override point for customization after application launch. //ナビゲーションアイテムの色を変更 UINaviga
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